なぜ、分かっているのに変えられないのか?
「そんなに気にしなければいい」
「もう過ぎたことだから、考えても仕方がない」
「このままではいけないから、変わらなければ」
頭では分かっているのに、気持ちがついてこない。
そんな経験はありませんか?
人は、頭で理解したからといって、必ずしも心まで同じように納得できるわけではありません。
例えば、誰かの言葉に傷ついたとき。
「悪気はなかったんだろう」
「いつまでも気にしていても仕方がない」
そう考えることで、頭ではその出来事を整理する事はできます。
でも、なぜか心には引っかかりが残る。
そんなとき、「気にしないようにしよう」と何度自分に言い聞かせても、なかなか気持ちを変えられないといったことがあると思います。
では、なぜ引っかかっているのでしょう。
その言葉そのものに傷ついたのでしょうか。
それとも、その言葉によって「自分を否定された」と感じたのでしょうか。
「分かってもらえなかった」と感じたのでしょうか。
あるいは、もっと別の何かが心に触れたのでしょうか。
同じ出来事を経験しても、人によって感じ方が違うのは、出来事そのものだけで心が動いているわけではないからです。
自分がその出来事をどう受け取ったのか。
そこにどんな気持ちが生まれたのか。
そういった自分の心がどんな刺激を受けたのかに目を向けてみると、それまで自分でも気づかなかったものが見えてくることがあります。
「気にしないようにする」のではなく、
なぜ気になるのかを知る。
そして、「変わらなければ」と自分を動かそうとするのではなく、
なぜ変われないのかを理解する。
そうやって、自分の心の理解を深める事が、自分と向き合うということなのです。
頭で分かっているのに心がついてこないときは、心の中には、まだ自分自身が気づいていない「理由」や「原因」があるのだと思います。
思うように心を変える事ができない時には
「私は、なぜそう感じるのだろう?」
と、自分に問いかけてみてください。
そこから見えてくるものが、自分の中の何かを変える一歩につながると思います。
ただ、自分のことだからこそ、一人ではなかなか心の奥にまで目が届けられないこともあります。
カウンセリングでは、さまざまな角度から問いかけることで、ご自身の気持ちや考えをより深く見つめていただけるようサポートいたします。
「なぜそう感じるのか」「自分の心は本当は何を感じているのか」、私と一緒に探してみられませんか?